私が一番思い入れの強い、私の汗と涙のいっぱい詰まった店がなくなってしまった。ここにも結構その時のことは書いてると思うんだけど。辛くて辛くて毎日毎日逃げ出したくてホントに大変な1年半だったけど、何度も何度も東京戻りたいって思ったけど。あの期間がなかったら今の私は絶対無い。人生のうちで一番働いてた期間。今考えると全休が一年で数えるほどしかなくて、毎日朝の9時頃から夜中の1時過ぎまでよくやってたな、と。なんだかんだ言っても店が好きだったし。毎日ホントそれしかしてなかったもんなぁ。あと近くのバーに行くくらいしか。毎日4時間くらいしか寝ずに、頭痛と戦いながら。心のバランス崩して医者に通ったりしたこともあったけど。店を離れてからも何度も足を運んで、心配して、従業員とか常連さんの顔見て幸せな気分になってました。あの店行けば、よし、頑張ろうと思わせてくれた今の私の原点でした。ホントに今の私の仕事とか食に対する考え方をほぼ作り上げてくれた場所だから。ホントになくなって欲しくなかった。私が店を離れて少しした頃から少しずつ歯車が合わなくなってしまったみたい。ホントにホントに自分でやってて言うのもなんだけど、素晴らしい店だと思ってたんだけど。結果が残せなくなってしまったらそこで終わりです。仕事としてやってるんだから仕方がないけど、ホントに辛いし淋しい。大事な人を亡くしてしまったみたいにぽっかりと何かがなくなってしまったみたい。昨日当時すっごくお世話になった人に電話したら「○○(←店の名前)なくなっちゃったよ・・・」と凄く寂しそうに言ってたので涙が出ました。
またあんな風に思える店を作れたらいいな、大変だけど(汗)。
でもあそこで出会った人、感じたことは一生ものです。ホント、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした、と心から言いたいです。