星野源ワンマンライブ@日比谷野音

野音が職場からチャリで10分!なんて素敵な環境なんだー
会場脇にチャリを停め、ビールを3本買い込んでいざライブへ。野音は缶ビール飲みながら見れるのがいいのよねー。やっぱ気持ちいいなー、この会場。と思いながら開演前に1本飲み終わる。
そうこうしてるうちにいつのまにかなんとなく源さん登場してライブスタート。
やっぱ声が好きだなーと改めて。みぞおちの上あたりがぎゅーってなる。そして野外でビール飲みながら座って聴く、最高。
ひらめき、ばらばら、キッチンを続けて3曲。暗い曲を明るいうちにやっておきたかったと。
ちょっとアップテンポの「ぐー」、「湯気」。湯気は今までの感じとちょっと違ってバンドっぽくてよかったね。このリズムの感じ好き。
で、日比谷に巣食う営業マンの生き霊たちに捧げる(笑)「営業」。
MCで会場外で聞いてる音漏れの人にも呼び掛けたらかなりいるのね!しかも結構聞こえるのね!こんどやろうかなー
この辺りでやった「ステップ」がよかったなー。墓参りってなんか辛気臭い感じもするけど、軽快なメロディと源さんの声でなんだか爽やかに聞こえる。でもちゃんと聞くと墓参りの歌なんだよなー。泣きながらなんか笑っちゃうみたいな状況の詩は彼に書かせたら逸品。
バンドの人たちがはけて、源さん一人に。イースタンユースの吉野さんと作ったという「たいやき」。爽やかな夏の午後が目に浮かぶ。
源さんの悲しい夏の失恋話(デートに誘った子に「キャンプに行く」と言われドタキャンされたがその子家の前を通ったら彼氏といちゃつく声が聞こえたのでキャンプ雑誌を本屋で買ってきて彼女の家の前に叩きつけて帰ってきたという:笑)を挟みつつ。
その流れから源さんが「そんな彼女は『透明少女』」
ぎゃー!!ナンバガの曲をギター一本でやるなんて想像もつかなかったけど、これがけっこうってかかなりいい!向井氏のがなるようなボーカルも好きだけど、こっちもなかなか。
バンドメンバー戻ってきて老夫婦。一見軽快な短い曲なんだけどホント泣けるんだなー
この辺でお客さんが倒れるというハプニングがあり中断。「会場の中に看護婦さんはいらっしゃいませんか?」の源さんの呼びかけにわらわらわらと20人くらい駆け寄る。お医者さんも居たみたいでよかった。よく倒れる人が出るって言ってたけど、胸がホントにぎゅんとする音楽なので凄くわかるかも。
「茶碗」で再開だっけな?この曲は結婚式で是非かけたい。ホント好き。
で、この辺からセトリがかなり曖昧だが「くだらないの中に」で本気でちょっと涙出た。
最後は「フィルム」。中断もあったけどあっという間だったなーと思いつつ。
ECで「くせのうた」。再度涙腺崩壊。ホント心に染みて心振るわされたね。

帰り、チャリ漕ぎながら余韻に浸ってちょっと泣いた。