2冊読了。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

好きです。凄く日常のようで非日常。ちょっとハードボイルドなところもありつつ。行天みたいな人物は凄くお話的には魅力的な人物で世間一般に生息してると迷惑な人間としか思えないけど(特に仕事で付き合いあった場合)、お話の中では愛すべき人物。あ、仕事じゃなければ愛すべき人物かもしれない。ほおっておけないタイプ。意外と5回に一回くらいいい仕事します。だからほおっておけない。
少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

「砂糖菓子〜」に比べたらパンチは弱くてなかなか入りこめなかったけど、文章の透明感はぴか一。たまにやりすぎな文体はかなりあるけど。かんばせって最初なんのこっちゃらわからなかったけど。それが狙いなのかなんなのかわからないことも作戦なのか。もうちょっと他の作品も読んでみたくなったのは事実。

最近は何読んでいいかわからないから売れ筋ばかり読んでるな(笑)。