読了。
完全にジャケ買い、というかタイトル買い。居空間に連れてってくれそうな素敵なタイトルにまず惹かれました。
読み始めはああ、ありがちな青春文学だな、とか思ってたけどそんなことはない。悲しくて辛くて最後は久々に本読んで泣きました。思春期ならではの残酷さと純粋さ。そんな言葉ではくくれない何かがあるけど。藻屑は、どんな思いで山田なぎさにかまってもらいたかったんだろうと思うと胸が痛い。
私は普段あまり読み返さないけど、これは絶対読み返そうと思った作品です。ってか読み終わった瞬間に読み返したくなった。